番外編taxi driverのmaking

3MY BOX 名作1 パック [DVD]
taxi driver / easy rider / stand by me の3本セットでDVDを買ったのだが
なんとmakingがついていた。
字幕は日本語しかないが、めっちゃ面白かった。


関係者(デ・ニーロ/スコセッシ(監督)/ポール・シュレーダー(脚本)はもちろん
ジョディ・フォスターなど脇役の役者や裏方の技術者)にスポットをあてて
裏話や当時の撮影状況を語っていく。
っていう、ありがちなものだが


デ・ニーロがどれほど役(トラビス)に入り込んでいただとか
音楽担当のバーナード・ハーマンの遺作であったとか
(ハーマン自体よく知らないのだが、この曲は誰しも聴いた事があるはず)
いかにしてラストのアクションに臨んだとか(特殊撮影)
デ・ニーロのモヒカンは実はズラだったとか
当時12歳のジョディ・フォスターが娼婦役をいかに演じたか
ラストシーンを上から撮影するためにアパートの天井ぶった切ったとか
taxiの運転シーンは全て実際に運転していて、監督とカメラマンが後部座席にのりっぱだったとか

などなどエピソード満載で面白かった。


特に印象的だったのが、
映画公開後シュレーダーのオフィスに忍び込んだ男の話が
この映画が当時のNYの人々の内面をいかに鋭く描いたものだったのかが伺える。


taxi driver見て面白かったと思った人は必見の代物である。