「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす! 池田千恵

Fake it till you make it.

朝4時に起きるためのノウハウが満載なのかと思いきや
Life HackやHow to本的な要素は少なく
朝4時に起きるってことは凄く効率のいいことですよ
というのが著者の経験を元に記載されている。
なかなか面白かった。


なるほどと思ったのは、90分単位で睡眠時間を増減し
自分にとって最適な睡眠時間を探ること。
そして下記の睡眠時間を意識することで睡眠をコントロールすると。
 最低睡眠ライン=次の日ちょっと眠いけれど、なんとか大丈夫ライン
 適正睡眠ライン=自分が最も集中力を維持でき、かつ意識がもうろうとしてこないギリギリのライン
 超過睡眠ライン=寝すぎて頭がボーッとしてしまうライン


素晴らしい。やってみるお。
でも今日は徹夜開けでこれ書いてるから3日後くらいからかな。


慶応の総合政策出て、ワタミに入社、外資系コンサルに転職という
肩書きだけ見ると、ああマッチョ物語かという感があるが
読み進めると凡人な(マッチョじゃないという意)著者が
挫折を経験し、ある時は思い悩み多くの努力を経た結果であるというのが分かる。
そして、その礎となったものが、まさに「4時起き」だったという話だ。


どうも勝間和代 はしっくり来ない(別に嫌いじゃないんだけど)私だが
著者には共感を覚える。


あと、スリープトラッカーってのが欲しくなった。
レム睡眠時(眠りが浅いとき)に起こしてくれる&PCに履歴が保存できるっていう
いかがわしそうなツール。
これどうなんだろ。ちょっと高いなぁ、でも欲しい。


目次
第1章 
少しでも楽に朝4時起きをするには?
1.朝4時起きを楽勝にするための「割りきり」
2.朝4時起きを楽勝にするための「仕組み化」
第2章
そもそも私が早起きを始めた理由
1.早起きのきっかけ〜挫折からの脱却!
2.メリットがあるから4時起きを続けられる!
第3章
朝4時起きで得した時間を仕事に活かす
1.ワタミで学んだこと、実践したこと
2.外資系コンサル会社で学んだこと、実践したこと
第4章
4時起きで最適なワーク・ライフ・バランスを!
1.「24時間仕事バカ」より「遊びが仕事、仕事が遊び」を目指そう
2.仕事を遊びに変えるための、ちょっとしたコツ
第5章
ワークとライフを上手に融合させる方法
1.手帳によるスケジュール管理
2.PC上のカレンダーも活用
3.その他のグッズ活用法
4.朝の準備も効率的に工夫する

「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!

「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!