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ラスマスさんインタビューが面白い

PHPの生みの親,ラスマス・ラードフ氏インタビュー:レポート|gihyo.jp … 技術評論社
名言つーか、開き直りというか、でも楽しく読ませていただきました。

コンピューターサイエンスの博士号について

PHPはそういう,コンピュータサイエンスの教師にみせたら「どうしてこんなやり方を」と言われそうな,
ばかげたソリューションでいっぱいです。
しかし,コンピュータサイエンスの博士号を取るような人からPHPが生まれることはなかったでしょう。
ばかげたことをしないだけの知恵があれば,そういうことをしたければ大変な仕事になるとも分かったでしょうから。
これこれこういうふうにすれば全部解決できるが,何年もかかるだろう。それなら最初から手を出さないでおこう,とね。
私は他に良い方法も思いつかなかったので,とにかく動かして,それでうまくいくか試しました。
しかしコンピュータサイエンスの博士号を持ってる連中なんてのはたいてい,おいしいところだけやりたいのです。
ちょっとしたバグ修正以上の手間をかけることなんて考えないんですよ。

開き直る

PHPは非常に実用主義な言語なので,とりあえず目的を達成するために作られた抜け道がたくさんあるんです。
概念やアルゴリズムを記述する手段としては,それは必ずしも良いことではありません。
どうして誰もがPHPレベルでの整合性を求めるのか,私には分かりません。整合性をとるのはフレームワークの役割です。
フレームワークは問題を解決するための全体的なアプローチを定める場所ですから。
PHPはその下のレベルにあって,ただ低レベルにあるライブラリとか関数とかへのアクセスを提供するだけの存在です。
ひどいコードを動かすのが驚くほど得意です。非常に寛容なのです。
世界最悪のコードを書いたとしても,PHPならまだ動くし,実際速度も出るし,スケーリングも可能です。
WordPressとかそういうものの勢いが大いに残っていると思います。
PHPがひどい言語だというならWordPressを他の言語で書き直しますか? 
がんばってください,5年後に会いましょう(笑)
整合性を考慮すべきなのはPHPより上のレベルです。大きな変更を行う必要は,少なくとも近い未来にはないでしょう。

その他

デンマークの教育について。これはいいかもしれないですね。

デンマークの学校教育から受けた影響のほうが大きかったかな。
カナダやアメリカのシステムより優れていると思う点があって,まず一学級の人数がずっと少ないんです。
それとデンマークでは,国語の教師と数学の教師はふつう男女ペアで,学校に通い始めて10年間はずっとその2人に教わることになります。
いわば教育の専門知識を持った両親がもう一組増えるようなものです。
子どもがあまり良い家庭環境に恵まれなかったとしても,もう一組の「プロの両親」がセーフティネットの役割を果たします。

まぁ、確かに多くの作業は楽しくはないのかもしれないですね。

プログラミングは疲れる作業です。頭を酷使するし,テストはしないといけないし。
問題を解決する方法を見つけてうれしいのは初めの10%ぐらいで,あとの90%はただ,
すべてのエッジケースを考慮したか確かめて,ドキュメントを作って,
製品として公開できるように準備するだけの,ひたすら退屈な作業です。
同じように思っている人は他にもいるんじゃないでしょうか,表立って認めてはいないだけで。