Clean Coder を読んだ

Clean Coder プロフェッショナルプログラマへの道: Robert C. Martin, 角征典: 本 を読みました。
 
てっきりClean Code が薄くなって再販されたのかと
勘違いして手に取ったところで別の本だと気づきました。
Amazonのリンク先を今見たら、Clean Codeも書いていた人なんですね。知らなかった。
読んでるときに気づきましたが プログラマが知るべき97のこと で紹介されたボーイスカウト・ルール を書いてる人でした。
 

目次

必読イントロダクション
プロ意識
「ノー」と言う
「イエス」と言う
コーディング
テスト駆動開発
練習
受け入れテスト
テスト戦略
時間管理
見積り
プレッシャー
協力
チームとプロジェクト
指導・徒弟制度・職人気質

 

内容

著者の(デスマや解雇など)経験をもとに
プロのエンジニアとしてどうすべきかという話が展開されていきます。
マーチンさん結構おじさんっぽいですが、中身はiOSの話題もあったりして古くさい話ではないです。
 
 
この手の本としては、達人プログラマー情熱プログラマー が有名ですが
この辺りを読んだことが無いなら、ページも少ないのでおすすめです。
(自分としては、Chad先輩の情熱プログラマーを読んだときの衝撃がとても大きいので、
どれか1冊なら情熱プログラマー推しです)
 
 

気になったところ

見積もりにPERT法を使うところは
やったことがなかったので実施してみたいところです。
ちゃんと動けるチームがあるなら、ベロシティベースでプランニングポーカーとか
やりたいんですが、最近そういう環境ではないのでこの辺りもおいおい。
(プランニングポーカーは持ってるんですが)  
年に1度くらいは自戒を込めて、こういうの読むのはいいなと思いました。

メモ

* 創造性が創造性を育む
* 完了を定義する

* 見積もり(PERT)
3点見積もり

O: 楽観値
N: 標準値
P: 悲観値

予測される作業期間
μ = (O + 4N + P)/6

標準偏差
σ= (P - O)/6
不確実性の尺度。高ければ不確実性も高くなる。