pixateを使ってみる

http://www.pixate.com/

iOSのデザインをcss likeに書けるPixateよさそうだけど、
お値段が結構するなーと思って素通りしていたんですが
Non-Commercial版が無料で出たので使ってみました。

Getting Started

Getting Started
これに沿ってやってみます。

準備

0.Pixateのダウンロード
1.新規プロジェクト作成(storyboardは無し、use ARC)


2.Round Rect Buttonを配置
 titleを My Buttonに変更


3.xibのautolayoutのチェックをOFF
 Pixate自体はautolayoutはサポートしているけど、ここではとりあえずOFF。


4.ダウンロードしたPXEngine.frameworkをXcodeプロジェクトに追加


5.TargetのBuild Settingsを修正
 Other Linker Flags:-ObjC
 にする。


6.AppDelegate.mを修正

#import <PXEngine/PXEngine.h>

// application:didFinishLaunchingWithOptions:に追加
// この行はライセンス購入者用。無ければPixateのsplashが表示されます。
// [PXEngine licenseKey:@"License Serial Number" forUser:@"License Name"];

splashはこんなのが出ます。


デザイン定義

7.User Defined Runtime Attributes
Key Path:styleId
Type:String
Value:button1

(余談ですが、User Defined Runtime Attributes使ったことなかったんですがいろいろできそうです。)


8.どこでもいいのでdefault.cssを作成する
例:Resourcesフォルダ

#button1 {
    background-color: yellow;
}


9.css修正

#button1 {
    background-color: yellow;
    border-width:     2px;
    border-color:     black;
    border-radius:    8px;
}

角丸めっちゃ簡単。CALayerいじる必要なし。


補足

ちらっとリファレンス見たところ
通常のCSSセレクタのようにclassも定義できます。

CSSセレクタっぽく

10.User Defined Runtime Attributes
Key Path:styleClass
Type:String
Value:button


11.ボタンを複製

12.css修正

.button {
    background-color: yellow;
    border-width:     2px;
    border-color:     black;
    border-radius:    8px;
}

でこんな感じ。


要素指定っぽく

また、ボタン全体に定義する場合はUser Defined Runtime Attributes
に追加なしで、default.cssでbuttonを指定すればOK。

button {
    background-color: yellow;
    border-width:     2px;
    border-color:     black;
    border-radius:    8px;
}

感想

かなりいいです。導入も簡単。
あとは、複雑なUIでパフォーマンスに影響がないかどうか
みたいなのが気になるところです。
欲しいなぁコレ。