herokuのRailsアプリでDBをElephantSQLにしてみた

先日作成した、 Advent Calender Ranking 2020 のDBの話です。
DBはherokuのpostgres add-onを利用していたのですが、レコードの上限数(10000件)を超えてしまっていたため、数日で利用できなくなるアナウンスがありました。
f:id:rochefort:20210104224540p:plain

 
VPS立てるか、mongodbに移行しちゃうかを検討していたのですが、 DBのhostingサービスってもしかしたら、あるんじゃないかと探してみたら、 そのものズバリのサービスがありました。
ElephantSQL - PostgreSQL as a Service

ElephantSQL Pricing

f:id:rochefort:20210104225041p:plain こんな感じで、フリーだと20MBと割と小さめのDBでしか利用できませんが、とりあえず、 Advent Calender Ranking 2020 では事足りるので、利用してみました。

sign upして、planとregionを選ぶだけで、すぐ利用できました。

Region

ちなみに、Free枠でもいくつかRegionが選べました。 今回は、herokuに合わせています(後述)。
GCPやAzureも選べますし、AWSならtokyoもok。 この辺り、自前でRDSとかGCP建てずとも20MBまでなら無料で利用できるので、お得感あります。

HerokuのRegionの調べ方

herokuは無料だとAWSのus-east-1でした。

$ heroku info | grep Region
Region:         us
$ heroku regions --json | jq 'map(select(.name == "us"))'
[
  {
    "country": "United States",
    "created_at": "2012-11-21T20:44:16Z",
    "description": "United States",
    "id": "59accabd-516d-4f0e-83e6-6e3757701145",
    "locale": "Virginia",
    "name": "us",
    "private_capable": false,
    "provider": {
      "name": "amazon-web-services",
      "region": "us-east-1"
    },
    "updated_at": "2016-08-09T22:03:28Z"
  }
]

その他機能

フリープランだと、backupはコンソールから可能です。
slow queryが参照できる機能もあるのですが、設定が1ms以上になっており、フリーの場合は、ログの代わりに見てくれって感じなのかな。 あとmetricsの機能もあるようですが、フリーだと利用不可。

See Also

Advent Calender Rankingを作ってみた - rochefort's blog